経営シミュレーション研修による人材養成プログラム
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スクリーンの位置への一家言

子どもでも大人でも

ブラウザー戦争とFirefox

嘘でもADSLで30Mがでる

株無視総会の見聞録

ホームページビルダーの相性

コラム

2006/3月より プログ をオープンしましたので、このコラムは休眠です。



06.4/29 スクリーンの位置への一家言

別に今書くような話題ではないけれど、昔から思っていたことがある。研修で使うプロジェクターは今でこそ液晶プロジェクターが当たり前だけれど、一昔前はOHPが長い間主役だった。プロジェクターが何に変わろうが、かわらないのがスクリーンだ。白い幕。
さて、仕事柄いろんな会社や研修会場へ行くわけだが、そのスクリーンの位置で困ったことに出くわすことがある。スクリーンは移動式のつまり三本足のついたて風のものなら問題ないのだが、天井から吊り下げ式は問題がある。吊り下げ式で困るのは、講師から見て左手にある場合だ。講師は左側のスクリーンを少し見ながら話をしたり、昔なら左側のOHPにシートを載せたりするわけだ。当然、普通指し棒は利き手(私は右)に持つ。そうなるとどうしても体が左向きになる。聞き手の方を向けない。最悪なのは左側のOHP台のシートに書き込みをする時だ。機構的な問題でとても書きにくいのだ。
 左側にスクリーンを持ってくるのはほとんど研修のあり方を考えていない設計だと思っている。強いて言えば部屋の窓側でないほうに設置したという理由のみだろうか。古い施設では中央に幕が下りる部屋もある。
 スクリーンは右側に限る
右手で指し棒をもちスクリーンを指しても、体は正面を向きやすいのだ。右利きが多いのだから是非そうしてもらいたい。いろいろな施設を見ると、初期の設計で業者の言いなりに立派な投影機を据付、ほとんど使われないというのも見てきた。今だって少し景気がゆるくなったりすると、無責任な投資がおきかねないだろう・・・

追加  窓や照明との関係。
図のような配置でありながら、スクリーン横にカーテンのない窓がある研修室が合った。朝一で逆側に移した。良くあるのは、天井の蛍光灯がスクリーンの写りを見にくくする場合だ。手馴れた研修施設なら、スクリーン真上の蛍光灯を外している。でもそれは珍しいほうで、ほとんどは部分消灯もできないで講師側全体を暗くするしかない。

05.2/23 子ども ドロシー・ロー・ノルト作
批判ばかりされた子どもは        非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは        力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは      ものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは        鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、激励をうけた子どもは        自信をおぼえる
寛容にであった子どもは                  忍耐をおぼえる
賞賛をうけた子どもは                     評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは     公正をおぼえる
友情を知る子どもは                         親切をおぼえる
安心を経験した子どもは                   信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは  世界中の愛情を感じとることをおぼえる

「あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書」より(新評論出版 川上邦夫訳)


数年前から有名ではあったようだが、皇太子殿下の記者会見で注目を浴びた詩である。詩人ならともかく、作者は米国の教育学者であることに驚いた。詳しくは知らないのだが文学的な創作ではなく、多くの臨床的な観察・研究から生まれたのだろうと思う。タイトルは「子ども」だが「人間」と読み替えても通じると思う。古い世代ならば、罵詈雑言を浴びながらもそれに耐えて這い上がる姿が賛美され、根性が美徳と言われた。自分もそう思ってきた。でもそれで成就できる人は稀。誰でもそうなれるわけではない。凡人は挫折し悔恨し屈折へと転落することもある。かように接することの大切さとしてここに書いておきたい。
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04.11/19 Firefoxはイケル

ブラウザーの歴史では元祖はネットスケープだが、後発参入のマイクロソフトに駆逐されてしまった。独占の弊害なのだろうか、最近マイクロソフトのIE(インターネットエクスプローラー)のセキュリティーホールの問題が相次いでいる。そして多くの人にとってIEが使いやすいか否かなど議論することもなく、日常的に使われている。だからIEの操作法が染み付いてしまっている。
もちろん、それ以外のブラウザーもあることはあるのだが、IEとの違いが目立つと乗りかえにくいものだ。

しかしとうとう出だ。Firefox。話しは略すがこれはネットスケープの復活だ。今月から日本語版もダウンロードできる。とにかくお勧め。最近はOSもパソコンのCPUもあまり進化がない。技術革新がやや低迷している感じがする。だからこそ新鮮なのだ。
なんと言っても、表示が速い。軽快だ。使い勝手もイイ。タブ・ブラウザーがイイ。文字サイズをタブ窓ごとに変えられるのもイイ。驚いたのは一度に複数のお気に入りページを一度に開いてくれることだ。
 まだ弱点もある。使い始めたばかりだが・・・IEの標準文字サイズで表示した場合とは少しサイズが小さくてレイアウトも微妙に違うようだ。Excelへの取り込みでも難がある。しかしデメリットが20点でもメリットが30点なら採用しない手はない。企業内だと簡単に乗り換えできないかもしれないが、個人利用なら是非ダウンロードをお勧めしたい。そして多くの開発者達に感謝。

その後、気が付いた問題点。いずれは解消されると思うが・・・、IEやネットスケープ限定のページもある(本サイトでもe-ラーニング問題は不適応だ)。タブブラウザーなのにリンク先はウィンドウで開いてしまう。IEを主にすると、どうしてもページの体裁でやや互換性が取れていない。特にCSSが無効になる場合がある。このホームページビルダーがFirefoxに対応していないからかもしれない。
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04.3/3 ADSLの話し

昨年末にADSLを導入した。最近のホームページはフラッシュなどを採用してグラフィカルなものが多いから、ダイアルアップではとても見られない・・・。40Mという新規格に期待しての導入だ。
nifty+eアクセスの40Mという組み合わせ。ADSLはアナログ技術だからNTTとの距離に応じて速度が極端に減衰する。しかし我が家は線路長840m、伝送損失13dbという好条件。
●利用した測定サイト
@http://speed.rbbtoday.com/
Ahttp://www.bspeedtest.jp/
Bhttp://www.musen-lan.com/speed/

機種 仕様 下り最高速度 測定サイト 備考
デスクトップ
(メイン機)
Win-XP
Pentium-4 1.5Ghz
24M  @、A 20mのケーブル接続
サブノート Win-ME
Pentium-3  600Mhz
30M @、平日午後
サブマシン Win-ME
Celeron600
29M @、日曜夕方 15mのケーブル接続
2000年頃の機種
モデムのリンク速度 25〜30M  伝送損失16db

この結果を見ると「嘘だろう」と言われそうだ。リンク速度の80〜70%出れば良いのだから、この測定値は異常値か。信じられない値だ。いろいろな測定サイトで見る限りは、ADSLのスピードはひどいものだ。距離が長いと1Mも出ない。数M程度で大喜びしている人もいる。まずまず満足している人は数十%程度ではないだろうか。CATVでも似たようなものらしい。さりとて光はまだ高い。だからこの値はうれしい異常値だ。上記の値なら、測定サイトのADSLでの当日最高値となることもあった。そもそも、モデムのリンク速度が高い。ニフティに電話しても「あまり聞いたことがないリンク速度」なのだ。多分、引越しすると遅くなるだろう・・・

 導入の最初はWin-MEのノート機。このときは正直がっかり。7〜9Mしかでない。そこでMTU値1500,RWIN値を8194→256960にしたらスピードアップ。そのときの最高値が上記というわけ。その快適さにのって、マイクロソフトにつないでWin-MEのアップデートをした。30Mバイトくらいのインストールだった。数分で終わったが、なんとその後はスピードが落ちた。良くても23M位しか出ない。ちょうど80%ゾーンだ。
 まあ、実際のスピードは16〜24Mなので、本来は上出来だと思う。これくらいなら光も当分不要だ。それに15でも20でも体感的なスピードはあまり変化ない。
 ところでどうしても速くならないのがメイン機だ。XPのWin値設定は試行錯誤らしい。現在は256960(MSSの176倍と大きい値を使っている)いろいろ試しても改善した気配はない。
 本来、ADSLのよさは常時接続という点にあるのだが、スピード値に拘りすぎると、測定オタクになるらしい・・・

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99.6.末日 株無視総会の見聞録
  • 対局の総会

例年のように、6月末には一斉に株主総会が開かれました。過去に花王の総会に何度か行きました。総会前はコーヒーやジュースなどできちんともてなし、総会後は、工場見学や資料館の見学をしますから楽しい総会です。帰りには新製品などのおみやげもどっさり出ます。ただし優等生すぎて面白みや議論にかける総会です(今年は知りませんが)。
今年は念願かなって某都銀の株主総会に出席しました。 朝から、本店ビル前には人だかりやマスコミ・それに裁判で争っている人が取り巻き、並みの総会とは違うなあというのがオープニング前の感想。
この総会、はっきり言って荒れました。株主総会といえばシャンシャン総会ですが、その対局にあるのが特殊株主のワンマンショー的な総会です。今回はそれの見聞録です。ある程度、予想と期待をしていたのですが、飲まず食わずで10時から午後2時までの4時間。会場から出たときは、ああ疲れた、腹減った・・・。
特殊株主(総会屋とは言わな?)らしき人が大勢来ていて、バカヤロー、コジキ、死ねというような罵詈雑言の数々を雛壇のエリート集団に浴びせながら、質問(?)しているのです。もちろん公的資金導入による経営責任の追及などのまともな質問もありますが、不祥事とか事件に関するようなものが多くて、糾弾的な発言です。質問の質は低いのですが、経営陣がそれにどう答えるのかということに関心がありました。

  • 手口

私は遅く会場に着きましたが、やや前の方の空席を見つけて座りましたので、偶然にも彼らの姿がよく見えました。始まる前から事務局が厳しい顔でみていたし、彼らの風采がいかにもというので・・・・分かりました。
彼らは早起きです、早めに会場に来て前方の席を確保するようです。それから、群をなしています。もっとも一匹狼のような人もいました。面白いことに、近くの空席に資料をおいて、そこに他の株主が座れないようにしていました。どんな効果があるのか分かりませんが、手の込んだことをするのだなあと感心しました。
大声をあげて、その場を仕切るような発言や暴言ですから、他の株主はあきれもしますが、やはり公的資金の責任については、みんな聞きたいこともあるようなので、質問止めろと言う声は少なかったですね。長引いて困った人は、退席していきました。彼らも「異議がないというなら、さっさと帰れ」と勝手なことを言ってましたが・・・。
通常、事前に大株主から委任状を取り付けているので議案が否決されることはありませんが、雛壇の人たちの苦々しい面もちを見ているとかなりの緊張感を味わった時間だったのでしょう。
今回のように、特殊株主の糾弾的な質問をしても、彼らが一般株主の味方であるという風に感じる方は少ないはず。カネさえもらえれば、用心棒の立場に翻るのではという疑いは消えません。

  • 良いこと

ほかの会社にも言えることでしょうが、いわゆる用心棒的な総会屋が減った(いなかった?)ことです。取り締まりの効果が発揮されているのでしょうか。そのために、質問を遮るように異議なしの連発で終わる「シャンシャン総会」が減る傾向にあります。 
だから総会の時間は長くなっています。これは良いことです。「短時間で終わることを良しとする総会から、十分時間をかける総会へと変化しつつあるなあ」と思いました。質問の質も大切ですが、とにかく簡単にうち切らないという姿勢が大切です。
機関投資家がものを言う投資家へと変化しつつありますが、個人株主も株主意識を強く持つようになれば、質問の質もあがることでしょう。そうなれば、日本の総会も開かれた総会になったといえるでしょうし、特殊株主の肩身が狭くなるはずです。

  • 傭兵

彼らが指摘していたのですが、彼らよりも早く会場に来て、前の三列を占領している集団があるのです。初めは、前の方に背広姿に混じり普段着で比較的若い人が多いので不思議でした。「会社を休んで、わざわざ・・・」とも思いましたが、「職場を休んで、会社には来ていた」という従業員株主の集団です。

 株主として出席していると言っても、一般株主から見たら株主よりも従業員の顔がみえみえです。頃合いを見計らって「異議なし」「議事進行」「採決を」というかけ声を上げる役回りがあるのです。好んで出ていないのは本人が承知のことでしょう。

 大株主から委任状を取り付けているのですから、従業員株主ではなく「大株主」に「異議なし」を連発させたらよさようなもの。 従業員に言わせるのは八百長みたいなもの。これって総会屋とどう違うのかな??

 総務部御用達による従業員株主の出席はトップに自信がない証拠では。トップは堂々と総会屋と渡り合って欲しい。そうでなければ経営をまかせる気にならないと言うのが株主としての素朴な感想。きっとオープニングで「この会場には従業員株主は一人も出席しておりません」と発言をしたら新聞にのること間違いなし。

 ようやく退席するときに、隣に座った初老の紳士と立ち話をしましたが、OBかと思ったらアメリカの銀行のバイスプレジデント経験者とのことでビックリ。 トップは株主に向かって「ユアーカンパニー・・・・」と語りかけるのがアメリカの株主総会であることを聞いていましたが、その方曰く「あの程度の質問はアメリカでは正面から受け付けて答えますよ」とのこと。河岸の差でしょうか。

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99.7.中旬   ずいぶん違うブラウザーの表示とホームページビルダーの相性

このホームページはIBMの「ホームページビルダー200」というソフトで作ったものです。手っ取り早くそれなりのものを作れればと思って選んだソフトです。他のソフトを使ったことがないので、良いのか悪いのか分かりませんが、だいぶ後になってから困ったことが判明しました。 ビルダーで作りながら、Microsoftのエクスプローラー(IE)で確認表示をしますが、何度やっても画面のレイアウトや書式などがぴったりしないのことが多いのです。それでも何とか公開にこぎつけました。 ところが、後になってからブラウザーの老舗であるネットスケープ(NS)で見ると、文字が小さくて読めないようなカ所や、文字が点滅したりしているのです。「こんなの作った覚えがない」という位にびっくりしました。NSはもはや落日のソフトでは・・・と思いながらも、最近手に入れたので、書式を一つ一つ確認して直しました。そのときは、IEでも同時確認しました。するとこんどは、ビルダーと相性がよいのはネットスケープらしいことに気づきました。文字関係の書式はNSの方が忠実に再現し、IEの方が元の書式とはずれる例が多いようです。 付け足すならば、グラフィク関係はIEが、文字書式とレイアウトはNSの方が忠実という感じです。
というわけで、およそ5ヶ月後にやっとNSでも見られるように直しました。もう少し共通化されると良いですね。つまらないところで時間をとられました・・・・。もっとも、まだ表示やレイアウトがおかしいところがありましたらごゴメンナサイ。 うまい方法などご存知でしたらメールを頂ければ幸いです。

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