ネット研修のQ&A

● 学習者を引き込む工夫は十分ですか

e-ラーニング(WBT)見られる派手なアニメがあるわけではありません。しかし業績を競うという要素が知的な探究心を刺激し、学習の強い動機づけになります。
問題を解かないと画面の一部が見られない、秘書の登場とユーモアコメント、他社の業績が開示される、途中で発表、次々と新しい学習テーマが登場、予想外の出来事が起きる、経営的発想のまとめを要求される・・・
 と言った工夫をしています。

● ネット研修でありながら、手書きのワークシート作成という泥臭い方法の意味は何ですか

「画面は消えても、紙は残ります」。「アナログ手法のほうが頭の肥やしになります」
画面だけでは、頭に焼き付かない、考える深さが足らない、という理由で採用しています。「ネット研修(WBT)なら何でも画面でやるもの」というのは誤解です。
紙のワークシート作成は簡単ではありません。フローストックシートと呼ぶシートはDOMEXの集合教育におけるノウハウの集積です。最初は小1時間かかるかもしれません。意味が分かるようになるのは3回くらい繰り返した場合です。
『目から鱗がとれた』という感想が多く寄せられます。なおシート作成は前半の3回までを義務化しており、後半は任意です。

● 質問はどのようにするのですか

毎回送信する計画データに質問を書き込む欄があります。そして結果レポート欄に回答が記されます。

● インタラクティブ性はどの程度ありますか

コンピュータからの自動応答とは異なりますが、十数回の送受信は豊富な双方向性だと思います。受講者が毎回提出するレポートを講師が見ますから、問題点に対して指摘のコメントを入れます。

● 教材は画面主体ですか

一般に画面のみの受講は疲れます。特に見通しの悪い長文は最悪です。本コースは紙のテキスト類が充実しています。

● 自宅PCと会社PCの両方から受講することはできますか

できません。どちらか一つのPCから受講してもらいます。

● Excelをメインにする意味は何ですか

オフラインで使えることは便利です。Excelの入力画面はWebの入力画面よりも優れています。 操作性の良さ、レスポンスの早さ、表示性の豊かさなどで優れています。
例えば「減価償却」という用語のセルにポインタを会わせると、直ぐに解説が表示されます。コメント表示機能をふんだんに使っています。また応用例として、Excelのゴールシーク機能を使う事例も呈示しています。

● 学習知識の確認や評価ができますか

紋切り型の理解度確認テストのような機能はありません。その理由は、
@受講者の負荷が大きくなるのを避けるためです。ワークシートを作成すること自体が理解度の確認そのものになり、並の確認テストよりも質量ともに濃いテストになります。
Aオプションの「会計がわかる本」で学習する場合は、章末に理解度確認テストと答えが用意されています。

● 6ヶ月で終わりですが、なぜ一年12ヶ月ではないのですか

当初は8ヶ月方式でしたが、受講期間が長い点が問題となり、6ヶ月方式になりました(受講の容易性とのバランスです)。 6ヶ月方式では、前半3回、後半3回、決算となります。

● 業績によるランク付けはありますか

遊び型のゲームなら成績別のランキングは動機付けになりますが、本研修はあくまても経営教育の一つです。成績のランキングはしていません。 どうすれば勝てるかというゲーム性に堕ちます。大切なのは、この局面でこのような経営判断をすると、損益と資産にどんな影響を与えるかというようなことを体験的に学習することです。
実業の世界は結果(業績)で評価されますが、本コースは業績ではなくプロセスの理解が大切です。

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