経営シミュレーション研修による人材養成プログラム
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Q&A、他団体の経営シミュレーション(ビジネスゲーム)との違い

よくある質問と答えです。また、「他団体との違い」の項は、開発者・研修講師としての実践的立場からのアーキテクチャとコンセプトに関する私見です。

図Q&A

図他との違いと考え方







ビジネスゲームの違い
  • 他団体との差別的な特徴は何ですか?
    • 経営モデルに必要なタイムラグとその可変性
    • 管理職以上は四半期サイクルがベター
    • 意思決定数の意味
    • 項目の数ではなく、深さ
    • 資産を持てば、売却処理が必要になる
    • セグメント市場数が多いのが特徴
    • 経営モデルの難易度とマルチプロダクト・マルチマーケット
    • 2日で8期、3日で12期と多めに体験する意味
    • 社長役の疑似体験
    • 数字だけでなく交渉場面の設定
    • 教育ポリシーの違い
    • 千円単位が手頃




 Q&A

□ 見学や無料体験会がありますか?

「体験会」や「説明会」はございません。また社内教育を他社の方が見学することはできません。回数は限定されますが、特定会社様と協業して公開セミナーを実施することがあります。

無料体験会等の案内をネットで見ることがありますが、実際の実施例はほとんど見受けません(マネジメントゲーム事例を除く)。ブログ(ビジネスゲームの館)には一部の会社事例や研修風景があります。一部とは言っても他よりも豊富な事例ですからぜひご覧ください。

Googleで調べると分かりますが、他団体のサイトやパンフレットは情報が少ないです。概念のみや経過羅列型の時間割、或いは「戦略、財務、○○力」などの言葉だけが踊るものが多いです。本サイトは積極的な開示に努めております。 ご質問があればメールでお問合せください。 都内近郊であればご説明に出向くことも可能です。


□ パソコンがなくても参加できますか?

「受講者がパソコンを使わずに学習する」ことを教育ポリシーにしています。紙ベースの学習のよさを追求しています。一番面倒な資金計算には講師用PCから支援レポートを出します。詳しくは PC利用の是非 をご覧下さい。

□ MARKと EXCEコースは最短2日ですが、2日でも十分ですか

基本は3日コースですが、2日でも可能です。2日コースは計数能力が中心になります。経営戦略の視点は株主総会や最後のまとめに限定します。少ない日程であれもこれもを望まないことが大切です。2日コースは一泊二日が最適です。通いなら、初日は18時くらいまでの時間が望まれます。受講人数も20名以下と少ない方が運営がスムーズです。

□ 2日コースで戦略中心の経営シミュレーションはできますか

可能です。財務会計と管理会計の十分な見識がある方々が対象なら、一つ上のステップとして戦略中心に進めることはよいです。ただし経験からいうと、計数能力が乏しいままに戦略を語ることはかえってゲーム性に陥ります。

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□ グループ(メンバー)編成のための指針はありますか

管理職以上の場合は、バランスオブパワーを重視したメンバー編成です。職場とか職能、年齢、能力が偏らないことです。営業と生産や管理畑の人がまじわることで、異質な発想にふれあうことが必要です。同質集団にすることは弊害が多くなります。稀に職場対抗を意図する人事担当者もいますが、それによる効果が明確でないと賛同できません。 ただし、場合により能力別編成が功を奏する例もあります。

□ 凝り固まったミドル層に対して、本当に役立つものなのでしょうか

能力主義人事とはいうものの依然と年功的側面を残しています。今さらカネと時間をかけて「彼ら」に教育してもという声は教育担当者や責任者(担当取締役)にあるかもしれません。例えば、浪花節一筋の部長、課長の延長としての部長、計数オンチな部長、所詮は大部長などと揶揄されますが・・・。本来は、その地位に至る前に実施すべきなのですが、『できあがった人』への教育は難しいものです。ですから三様の答えがあります。
、上昇志向のある部長や自他共に認めるようなデキル部長には、経営シミュレーションは経験の整理と理論化となり、役員への予行演習であり、橋頭堡を築く上で有効です。
、今まで自己研鑽をしてこなかった部長には、「未踏領域(自分に不足する点)」とか「同僚との相対的な能力差(=経営センス)」を痛感させ、内省の機会を与えます。
、現在の地位をつつがなく過ごすことに固執するミドルには、己の限界を悟ります。

ミドルマネジメント層への教育の要諦は、トップがミドル層にどう変身してもらいたいのかという確たるメッセージを示すことです。そこがあいまいですとミドル教育は高価な同級会になります。

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□ 参加者が、険悪な雰囲気になることはありませんか

エキサイトして競争心が高まり、内部的な議論の対決で一部の人が途中で帰ったりするとか、険悪な雰囲気で終わるというようなことです。・・・これは某大手飲料メーカーでの大変有名なK大学の先生が実施した例です(某支店長が帰っちゃったと人事が嘆いたそう)。
昔の文献にも似たような事例が報告されています。私自身ではそのような事例はありません。多分、それは重いテーマを重そうに実施した講師の雰囲気だと思います。議論の対立は当たり前です。それを参加者同士が解消できないならば、ユーモアある反応や言葉で、その場を解消してあげること、勝ち負けが目的ではないこと、社長の決定に従うこと、という事を自然と誘導できない講師はダメです。

□ 企業モデルを現実企業、できれば自社企業という形でやれますか

残念ですが、できません。
本物の経営シミュレーションができれば「スゴイ!」と思われますが、現実の複雑怪奇なものをムリに企業モデル化することが目的ではありません。仮にできたとしても、本当に現実的なのか否かは評価が分かれるはずです。 『よくできています。でも現実はこんなモンじゃない』と言われ兼ねません。目的は人材教育であって、計画作業の効率化ではありません。ただし、貴社事業を抽象化したモデル化はできると思います。あくまでも教育用としてです。

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□ ゲーム性に溺れないような運営ができますか

できます。詳しくはビジネスゲームとの比較をご覧ください。しかし、逆も可能です。主催側がゲーム性を出してやってほしいのであれば、あえてそのように致します。

□ 新入社員教育に適しますか

経営シミュレーション(ビジネスゲーム)の本来の教育目的は新入社員向けではありませんが、「ゲーム性」があることと「会社の仕組み」が学べる点に着目して新入社員教育に採用する企業があります。 早めに会社の全体像を理解させたい、コスト意識を植えつけたいというネライです。
 実際に、予備知識の無い学生が、興味しんしんで参加して、損益の仕組み、入出庫、入出金、掛け取引等への理解が得られることをたいへん喜びます。大学では学べなかった「会社・経営」がリアルに感じるからだと思います。 内定者教育での実施例もあります。
なお、新入社員に対して経営戦略云々を吹聴するようなプログラムは素人の企画であり、会社ごっこに陥ります。春の新入社員教育でやれない場合は秋のフォローアップ研修でやると効果的です。ビジネス経験があるほうが、経験を概念化したり理論化することができるからです。 入門コースのHarf-BGPRIMO-1RoboMakerがあります。

□ MARKやCOSTはネット対応ではないのですか

集合研修です。e-ラーニングは基礎教育・個人レベルのスキル教育が適しています。ご提案として擬似的なネット研修が可能です。例えば紙ベースで学習し、ファックスまたはメールで送信します。DOMEXからのアウトプットはExcelのファイルまたはFAXで配信します。この方式の長所・短所はネット対応コースのページをご覧ください。

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□ 他団体との差別的な特徴は何ですか?

エンドユーザーの教育ご担当者様向けのため、パスワードが必要です。ここをクリック

メールにてお問合せください。

□ 他団体との運営面の違いは何ですか?

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●一グループ(社)の人数を多くしない

S教育団体には1商品3エリアというシンプルモデルであっても、1グループの人数を、社長、営業部長、開発部長、製造・・・総務のように7人編成を基本とするものがあります。多人数編成は傍観者を作り、緊張感が欠けます。オフィス・DOMEXのコースでは4〜6人が標準です。討論しやすい人数が望まれます。有能な人々なら少ない編成、そうでなければ多くします。
人数が少ないと個人の負荷が増え、緊張感も高まります。受講者から見ると学習効果・参加度が濃くなります。終わったあとの充実感と疲労感(?)は格別です。
なお、入門コースの場合ではお客様の都合により多人数対応にすることがあります。

●一人型ではなくグループ型です

マネジメントゲームと称するゲーム盤形式は、麻雀卓のように一人型の研修です。DOMEXのコースはグループが基本です。理由は討議性・対面性・人間関係を重視するからです。 なお、ネット研修は個人受講ですから一人型になります。

●標準的には4〜6社、Max 10社

20名ならば4名×5社または5名×4社編成です。最大は6社です(一部コースはmax5社)が、6社編成は参加者が多いときに適用します。どんな研修でも、グループ数が7や8にまでなったらよくありません。講師の見通しの悪さ、運営の遅滞と発表時間の長さ、部屋のレイアウトなどが制約になります。
逆に、3社しかできないような運営では活気がありません。相手が丸見えですから競争という点でモノ足りません。本コースでも人数が少ないと3社でやりますが、活気は乏しくなりがちです(受講者サイドからすると負荷が高くなり学習に集中するという効果もあります)。
入門コース(PRIMO-1、RoboMaker)では、30人なら5〜6社編成です。新人研修のように大規模な場合は、最大50名前後、10社編成まで対応できます。

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●講師は一人です・・・コストに直結します

一般に、経営シミュレーション(ビジネスゲーム)の研修は機材(パソコンやボード盤)を使うので、オペレーターと講師の2人体制が多いです。3人体制という団体もあります(1日50万円の単価です)。他にも、運営スタッフ4名+各社別に監査役1名という体制を組む所もあります(これは昔のビジネスゲーム運営のスタイル)。いかにも大そうな教育をしているような雰囲気になります。

私は事務局さえも不要なくらい省力化を図ります。上位コースレベルを1人で運営する例は他にないだろうと思います。講義、PC入力、参加者との質疑応答、指導、さらに最も重要な各種交渉ごとの相手をします。要望により簡易アセスメントもします。事務局の方にはコピー取りのお願いをしますが・・・。
複数体制にする予算があるならば、アセッサーを入れるほうがましです。ちなみに、昔々のビジネスゲーム上陸当時は各グループに記帳係を配置した運営もありました。

●柔軟な運営ができる理由

例えば、あるコースでは業務提携の一つとして材料の共同仕入ができます。大量発注によるメリットが享受できます。本来はできないのですが、参加者から相談を持ちかけられて初めて実現します。借入金の返済スケジュールを変更する、歩合制を導入する等々。講師がシステムを開発していますから、柔軟な対応ができます。開発と運営が分離していたらできません。

●個室ではなく、大部屋方式です

各社が複数の子部屋に分かれ方式は、昔、ビジネスゲームが日本に上陸した頃のトップ向け研修のスタイルです。本物の幹部ですから、参加料金も高く、それなりの待遇と演出が「商売」として必要だったのでしょうか。本家アメリカではそのようなスタイルで実施されていたと思います。しかし、この研修は大部屋式がよいのです。その意義はここを参照

●一人に何回も発言を求めます

何度も質問をします。答えられなければパスと言って、ドンドン次の人へ。こんな感じで運営します。「恥をかかされた」と思う人はいないと思います(多分)。研修のよい意味での緊張感、集中力を高めます。・・・実はムカシムカシ、某大企業の部長研修でこれをやったら、翌日に事務局の部長氏から「先生・・・人前(出世ライバルの部長同士)で答えられないのは・・・ちょっと・・・」と言われちゃいました。笑って軌道修正しました。その体質にいささかガックリしましたが、唯一の例です。

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●デジタル教材の質の高さ

PowerPointで始まり、必要に応じてWordやExcelのドキュメントへリンクします。黒板書きは減りました。あらゆる講義ドキュメントがファイル化・アニメーション化されています。OHPでは不可能なメリットを追求したドキュメント化です。ちなみに講師はPowerPoint本を執筆しております。トップページの「プレゼン研修のコース案内」、あるいは「花火スライド」で遊んでください。

●参加者がパソコンを使わなくてもできる

参加者がPCを使うのは供給側の商品差別化の意味が強いのです。『パソコンを使います』と言うのがウリですが、PC利用の問題点はここを参照。例えば、易しい経営モデルでありながらPCを使うのは逆効果です。「手と頭を使え」と言いたくなります。答えがExcelで直ぐに求められるよりも、紙と鉛筆での手作業の方が理解に役立ちます。最上位コースのCOSTのみグループ1台のPCが必要です。

●シンプルだからコストが低く、実施障壁が低い

実施講師は一人のみ。講師用パソコンと1台のカラープリンタのみで十分。同じ教育目的が実現するならばシンプルな運営がよいでしょう。


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