経営シミュレーション研修による人材教育
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経営シミュレーション研修の流れとレイアウト図


 ご覧下さい。2つの図で研修のイメージがグンとつかめます


  1. コースフロー
  2. 研修レイアウト
  3. グループ編成の考え方

丸 コース・フロー  ・・・下図をクリックすると拡大します

経営シミュレーション(ビジネスゲーム)のフロー

(右は上位コースの例です)
あなたは仲間とともに経営幹部として、とある業界(コースにより異なる)の優勝劣敗の世界へ参戦します。役員会を開き経営者の視点で経営計画を立案(意思決定)し、それをマーケット(競争市場)に投入します。

すると、ライバル各社の経営計画がマーケットの中で競い合い、直ちに判定結果が出ます。つまり売り上げが確定し、それに基づいて決算書を作ります。そして反省し、来期の経営へとフィードバックします。つまり今度はもっと業績を上げよう!、と経営に没頭します。

以上の『計画−投入−判定・決算』の経営サイクルを1期(ターン)と呼びます。1期とは上位コース(右図)が四半期、標準/入門コースは月次で進行します。
中間決算を経て1年の経営が終ると本決算、株主総会へと進みます。その後、役員交替をして次年度の経営へと進みます。

このサイクルをシナリオに従って繰り返しながら「教育目的」のテーマを学習します。

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丸 研修室のレイアウト(参考例)

経営シミュレーション研修のレイアウト図
  • やや広めの大部屋方式です

3〜6社程度の島型レイアウトのため、やや広めの部屋が望まれます。グループごとに複数部屋を用意する必要はありません。戦略や交渉には対面的な雰囲気を肌で感じるセンスを重視し、一室で行います。

  • シンプルな研修ツールでOK

パソコンとカラープリンタは一式のみ。特別な機材は不要です(準備品は研修ツールとオプションを参照)

  • 運営に事務局が常駐しなくてもOK

事務局がご多忙な場合は「開始」や「終わり」のみのご出席でもかまいません。


■宿泊付研修所の手配業務もオフィス・DOMEXがお手伝いしますのでご相談ください。




丸 グループ編成の考え方

対象者が部長層レベルの場合や公開セミナーの場合では抽選方式にすることがあります。独特の演出をするために詳細は開示できませんが、講師に一任していただきます。
一般的に管理職層の場合は、多様な人材交流ができるようにするために事務局と相談してチームバランスを重視した編成します。具体的には、計数に強い人を分散させ、営業系や生産系に偏らないグループ編成をします。これが経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修での基本的な編成方針です。
しかし、この編成にはデメリットもあります。

計数力や理解度の高い人の発言力が高まり、予備知識で劣る人は聞き役に回り、チームとしての議論が活性化しない例が観察されます。理解度の劣る人は気後れし、デキル人は質の高い議論ができないためのジレンマを抱きます。5人グループでも実質3人しかいないようなものです。

解消策として、事前学習を実施している場合は得点ランキング順に編成します。いわば能力別編成です。高得点者は知識レベルが高いだけでなく、受講モラルも高いです。低い点数の人は答案内容に空欄が目立ちます。高得点者グループには運営上の問題は発生しません。しかし理解度の劣る人だけが集まるグループが全体の足を引っ張らないか(=進捗を遅らせる)というリスクがあります。

運営側としては避けたいリスクですから、昔から能力別編成は採用しませんでした。しかし、ある会社の教育担当者との協議では、(他の研修で)チームバランス重視の編成ではデメリットが目立つという結論になりました。ようするグループ討議で発言しないことが強く問題視されました。非管理職層です。
実験的に2度採用しました。分からない人同士が集まった方が話しやすい雰囲気が作られるようです。講師による指導もやり易くなります。たぶん若い層にも、この編成は良いかもしれません。従来は避けていた、男女別とか職場対抗などの形態も場合によってはありえるのです。

ともあれ事前学習の濃度、シミュレーション・コースの難易度、対象階層等を考慮しながら以上の編成方法を検討します。


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