社内版ビジネススクール(社内経営塾)への組み込み
経営シミュレーション研修は社内ビジネススクールにとって最適な研修です。なぜなら総合的な視野で経営問題を扱えるからです。社内版ビジネススクールを計画中のご担当者でしたら・・・経営シミュレーション導入には幾つかの案があります---
どの方式がよいでしょうか?
- 初回の会合に適用しますか?
- 中盤の会合に適用しますか?
- 最終回(後半)に適用しますか?
第1会合 |
オリエンテーション
経営シミュレーション・・・満たすべき能力課題の認識 |
第2会合 |
当社の経営革新の課題発掘 |
第3会合 |
マーケティング発想力 |
第4会合 |
アカウンティング戦略とキャッシュフロー分析 |
|
(経営シミュレーション)・・・マーケティングと会計の応用 |
第5会合 |
業界と事業環境の分析(アクションラーニング) |
第6会合 |
組織と人のマネジメント |
第7会合 |
(経営シミュレーション)・・・総合的経営能力のテスト |
第8会合 |
経営革新プランの作成(アクションラーニング) |
第9会合 |
最終報告会 |
最初に、経営シミュレーション研修を持ってくる意味は、各事業領域のスペシャリストである参加者に対して、より広い視野を持つ必要があることと、経営能力がいかに力不足であるかを痛感させること、がネライです。さらにシミュレーション方式がもたらすチームスピリットの高揚が初回の会合で醸成されることも効果です。とりわけ後者のメリットは長丁場の研修では大切です。
中盤に、経営シミュレーションを持ってくる意味は、直近までのマーケティングや財務研修の発展的な応用として意味があります。知っている知識やスキルを使える形に昇華させます。中間点でシミュレーションをすることでの引き締め効果もあります。
最後または後半に経営シミュレーションを行う場合は、それまでの各単元における知見の総合的な発揮の場です。まさに力量を試すテストとして使うことができます。
|